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脳神経外科

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脳神経外科からのお知らせ

脳神経外科の常勤医師による診療を終了いたします

脳神経外科部長 中野 幸照医師の退職(2023年3月末日付)に伴い、2022年度内の脳神経外科の診療は終了となり、2023年4月より非常勤医師のみによる診療体制となりますので、お知らせいたします。
みなさまには大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解を賜りますよう、お願い申し上げます。(2023年3月24日)

脳神経外科の知識

放っておいてはいけないこんな症状

過去に経験したことのないような激しい頭痛、手足の脱力(おもに同じ側)、ろれつ障害などは脳卒中(クモ膜下出血、脳出血、脳梗塞)の初期症状の可能性があります。様子を見るようなことはせずに直ちに救急車で脳卒中対応可の病院へ受診してください。
その場合は、そういう症状が何時何分から始まったかを確認しておいてください。
現在は脳梗塞発症後4.5時間以内には脳の血栓を溶かす治療が可能な場合があり、それには発症の時間が重要になってくるからです。

35歳をすぎたら、一度は「未破裂脳動脈瘤」の検査を!

クモ膜下出血の原因のほとんどは脳動脈瘤の破裂です。しかしMRIができる以前には脳血管の検査は侵襲を伴う脳血管撮影や造影剤を使用した頭部CTしかありませんでした。よって未破裂の脳動脈瘤が見つかることはほとんどありませんでした。
しかし現在は非侵襲のMRIやMRA検査があります。これは強い磁力を用いて体内の状態を可視化する検査で、造影剤を使用しなくても脳の断面や脳血管の状態を見ることができます。脳ドックや、人間ドックのオプションで検査することが可能です。
クモ膜下出血は、いったん発症すると元の生活に戻れる可能性は30%程度ですので、働き盛りの年齢になる前に一度検査を受けられることをおすすめします。

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