この度2020年11月27日に発生しました新型コロナウイルス感染症における集団感染（クラスター）につきまして、最後の陽性者が確認されて以降2週間、新たに確認されませんでした。この状況を受けまして、杉並保健所との協議によりクラスターの封じ込めができたものと判断し、12月21日に「終息」として取り扱うこととなりましたのでお知らせ致します。

本日ここに「終息」を宣言し、病院機能を全面的に再開させていただくこととし、一般救急外来、CCUネットワーク、急性大動脈スーパーネットワークの受入れを再開いたします。また、新型コロナウイルスの対応として発熱外来、PCRスポットや陽性患者さんの入院受入も引き続き行って参ります。

当該クラスターの発生により患者さん・ご家族・地域住民の皆さん・医療機関の皆さん・その他多くの関係者の方々に多大なご心配やご迷惑をお掛けしましたことを深くお詫び申し上げますとともに、終息に向けてご協力を頂いた多くの方々、当院への励ましのお言葉やご支援を賜りました方々に心より感謝申し上げます。

これまでも感染管理に細心の注意を払って参りましたが、今後もより一層の感染防止対策を講じながら、患者さん並びに職員の安全と安心の確保に最善を尽くして参ります。

2020年12月22日
医療法人財団　荻窪病院
病院長　村井信二