病院情報の公表 令和6年度(2024年度) 荻窪病院指標
2024年度のDPCデータを利用した「病院情報の公表」における病院指標を掲載いたします。
公開情報は厚生労働省フォーマット形式で作成しています。
※自動車賠償責任保険や労災保険、自費、24時間以内の死亡、新規高額薬剤使用を含む患者さんのデータは含まれません。
※全集計について、患者数が10人未満の場合は「-(ハイフン)」を表記しています。
病院指標
- 年齢階級別退院患者数
- 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
- 成人市中肺炎の重症度別患者数等
- 脳梗塞の患者数等
- 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
医療の質指標
- リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率
- 血液培養2セット実施率
- 広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率
- 転倒・転落発生率
- 転倒転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上の発生率
- 手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率
- d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡発生率
- 65歳以上の患者の入院早期の栄養アセスメント実施割合
- 身体的拘束の実施率
年齢階級別退院患者数
| 年齢区分 | 0~ | 10~ | 20~ | 30~ | 40~ | 50~ | 60~ | 70~ | 80~ | 90~ | 
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 患者数 | 106 | 128 | 238 | 434 | 506 | 693 | 1013 | 1572 | 1840 | 811 | 
定義:退院患者さんの数を、10歳刻みに分け集計しています。(年齢は入院時の満年齢です。)
解説:2024年度では、80代の患者さんが最も多く、全体の25.1%を占めております。
傾向としては60代~80代の方で全体の60.1%と多数を占めております。年齢別の構成については昨年と比べて大きな変化はありませんでした。
解説:2024年度では、80代の患者さんが最も多く、全体の25.1%を占めております。
傾向としては60代~80代の方で全体の60.1%と多数を占めております。年齢別の構成については昨年と比べて大きな変化はありませんでした。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
| 内科 | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) | 平均 在院日数 (全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス | 
| 0400802499x0xx | 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) -手術なし-処置2:なし | 118 | 17.17 | 16.40 | 17.80% | 87.06 | |
| 040081xx99x0xx | 誤嚥性肺炎 -手術なし-処置2:なし | 94 | 25.73 | 20.78 | 30.85% | 89.02 | |
| 110310xx99xxxx | 腎臓又は尿路の感染症 -手術なし | 45 | 17.62 | 13.66 | 13.33% | 85.89 | |
| 0400802299×000 | 肺炎等(市中肺炎かつ15歳以上65歳未満) -手術なし-処置2:なし-副病:なし-A-DROP スコア0 | – | – | 8.13 | – | – | |
| 100380xxxxxxxx | 体液量減少症 | – | – | 10.26 | – | – | |
当院は、他の専門科が担当しない患者を内科として診療しています。当院は呼吸器内科専門医が不在で、内科の入院患者は前年と同様に、肺炎、誤嚥性肺炎、が多かったです。後期高齢者が多く、ADL改善のため積極的にリハビリテーション(PT&OT&ST)を導入していますが、平均在院日数は全国平均に比べて軽度延長しています。入院となった原因疾患が軽快された後、様々な事情で当院から退院が困難な場合に療養支援看護師や医療ソーシャルワーカーが介入し問題を解決しています。
| 循環器内科 | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) | 平均 在院日数 (全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス | 
| 050070xx03x0xx | 頻脈性不整脈 -経皮的カテーテル心筋焼灼術-処置2:なし | 146 | 3.37 | 4.47 | 0.00% | 67.92 | |
| 050130xx9900x0 | 心不全 -手術なし-処置1:なし-処置2:なし-他の病院・診療所の病棟からの転院以外 | 127 | 20.54 | 17.33 | 10.24% | 87.06 | |
| 050050xx0200xx | 狭心症、慢性虚血性心疾患-経皮的冠動脈形成術等 -処置1:なし、1,2あり-処置2:なし | 120 | 2.86 | 4.18 | 0.00% | 71.15 | |
| 050030xx03000x | 急性心筋梗塞(続発性合併症を含む。)、再発性心筋梗塞-経皮的冠動脈形成術等 -処置1:なし、1あり-処置2:なし-副病:なし | – | – | 11.37 | – | – | |
| 050210xx97000x | 徐脈性不整脈 -手術あり-処置1:なし、1,3あり-処置2:なし-副病:なし | – | – | 9.59 | – | – | |
2024年度では、心不全・不整脈に関する症例と虚血性心疾患(心筋梗塞・狭心症)に関する症例が多く見受けられ、上位を占めております。疾患構成については前年度と比べ大きな違いは見られません。第1位の頻脈性不整脈は薬物抵抗性がある不整脈である為、アブレーション治療用のカテーテルを太ももの付け根から血管を通じて心臓に挿入し、カテーテル先端から高周波電流を流して焼灼する術式で治療を行います。
当院では心疾患に対してカテーテル治療や薬物治療を用いた内科的アプローチと外科的アプローチの双方を24時間体制で施行する事ができる心臓血管センターを構成し治療に当たっています。内科的アプローチが中心の循環器内科では、先端に風船(バルーン)を装着したカテーテルを用いて血管を拡張し、冠動脈を拡げる治療や、血管内に金属メッシュを留置し、血管を拡げるステント留置術を行っています。
当院では心疾患に対してカテーテル治療や薬物治療を用いた内科的アプローチと外科的アプローチの双方を24時間体制で施行する事ができる心臓血管センターを構成し治療に当たっています。内科的アプローチが中心の循環器内科では、先端に風船(バルーン)を装着したカテーテルを用いて血管を拡張し、冠動脈を拡げる治療や、血管内に金属メッシュを留置し、血管を拡げるステント留置術を行っています。
| 小児科 | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) | 平均 在院日数 (全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス | 
| 0400801199x0xx | 肺炎等(1歳以上15歳未満) -手術なし-処置2:なし | 16 | 5.75 | 5.61 | 0.00% | 5.06 | |
| 140010x199x0xx | 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(2500g以上) -手術なし-処置2:なし | 14 | 4.79 | 6.11 | 14.29% | 0.00 | |
| 080270xxxx1xxx | 食物アレルギー -処置1:あり | 13 | 1.00 | 2.10 | 0.00% | 5.31 | |
| 060380xxxxx0xx | ウイルス性腸炎 -処置2:なし | – | – | 5.55 | – | – | |
| 140010x299x0xx | 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(1500g以上2500g未満) -手術なし-処置2:なし | – | – | 11.83 | – | – | |
小児科では、低出生体重児及び疾病を持つ新生児のお子さんの体調変化・経過管理を主としています。その他、肺炎や胃腸炎といったお子さんの急性期疾患に対する入院治療も行っています。
昨年度に比べると、15歳未満における肺炎が増加しました。
食物アレルギーに対しては、食物経口負荷試験を日帰りで行っています。
昨年度に比べると、15歳未満における肺炎が増加しました。
食物アレルギーに対しては、食物経口負荷試験を日帰りで行っています。
| 外科 | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) | 平均 在院日数 (全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス | 
| 060160x001xxxx | 鼠径ヘルニア(15歳以上) -ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 | 243 | 2.81 | 4.54 | 0.41% | 69.01 | |
| 060335xx0200xx | 胆嚢炎等-腹腔鏡下胆嚢摘出術等 -処置1:なし-処置2:なし | 77 | 5.90 | 7.05 | 0.00% | 61.17 | |
| 060150xx02xxxx | 虫垂炎-虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴うもの等 | 57 | 9.88 | 9.49 | 0.00% | 49.28 | |
| 060150xx03xxxx | 虫垂炎-虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 | – | – | 5.32 | – | – | |
| 060330xx02xxxx | 胆嚢疾患(胆嚢結石など)-腹腔鏡下胆嚢摘出術等 | – | – | 5.99 | – | – | |
外科では、主に消化器系疾患の治療を得意とし、急性期疾患の診療に対応しています。
2024年度においては、前年と同様、鼠径ヘルニアの疾患がDPC診断群分類別の疾患で最も多く、次いで胆嚢炎や虫垂炎の患者さんを多く診療しています。外科全体の手術実績は800件以上あり、手術鼠径ヘルニアの手術は年間200件以上ありますが、その内の8割以上を腹腔鏡手術でおこなっています。
2023年4月に単孔式腹腔鏡下鼠径ヘルニア修復術を導入して以来手術件数も増加し、2024年9月には「そけいヘルニアセンター」を開設して、より専門的な対応にあたっています。
2024年度においては、前年と同様、鼠径ヘルニアの疾患がDPC診断群分類別の疾患で最も多く、次いで胆嚢炎や虫垂炎の患者さんを多く診療しています。外科全体の手術実績は800件以上あり、手術鼠径ヘルニアの手術は年間200件以上ありますが、その内の8割以上を腹腔鏡手術でおこなっています。
2023年4月に単孔式腹腔鏡下鼠径ヘルニア修復術を導入して以来手術件数も増加し、2024年9月には「そけいヘルニアセンター」を開設して、より専門的な対応にあたっています。
| 整形外科 | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) | 平均 在院日数 (全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス | 
| 160800xx02xxxx | 股関節・大腿近位の骨折-人工骨頭挿入術 肩、股等 | 122 | 29.45 | 25.29 | 52.46% | 83.91 | |
| 160760xx01xxxx | 前腕の骨折-骨折観血的手術 前腕、下腿、手舟状骨等 | 91 | 4.04 | 5.95 | 1.10% | 58.47 | |
| 070350xx02xxxx | 椎間板変性、ヘルニア-椎間板摘出術 後方摘出術 | 53 | 10.91 | 13.83 | 0.00% | 51.74 | |
| 160780xx97xx0x | 手関節周辺の骨折・脱臼-手術あり-副病:なし | – | – | 3.94 | – | – | |
| 070343xx99x1xx | 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 -手術なし-処置2:1あり | – | – | 2.56 | – | – | |
整形外科では、2024年度の入院患者さんにおいて、大腿骨近位部骨折に対する疾患が最も多く、次いで前腕の骨折や腰椎変性疾患に対する疾患が上位を占めております。また、整形外科全体では、昨年度1,304件の手術を手掛けています。当科では、首から下の運動器の疾患・外傷を診療しており、特に手指・肘、脊椎、膝、股関節に対しては日本整形外科学会の専門医が、それぞれ手術を中心とした専門性が高く、かつ安全な患者さん中心の治療を行っています。
| 形成外科 | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) | 平均 在院日数 (全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス | 
| 070010xx970xxx | 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。) -手術あり-処置1:なし | 38 | 3.97 | 4.65 | 0.00% | 51.95 | |
| 020230xx97x0xx | 眼瞼下垂 -手術あり-処置2:なし | 13 | 2.00 | 2.74 | 0.00% | 78.69 | |
| 080006xx01x0xx | 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外)-皮膚悪性腫瘍切除術等 -処置2:なし | 11 | 2.09 | 6.92 | 0.00% | 81.27 | |
| 160200xx020xxx | 顔面損傷(口腔、咽頭損傷を含む。)-眼窩骨折観血的手術(眼窩ブローアウト骨折手術を含む。)等 -処置1:なし | – | – | 5.98 | – | – | |
| 080010xxxx0xxx | 膿皮症 -処置1:なし | – | – | 12.98 | – | – | |
当院形成外科は、2023年10月より新たに発足いたしました。
2024年度では、骨軟部の良性腫瘍の患者数が最も多く、次いで眼瞼下垂や皮膚の悪性腫瘍でした。
形成外科一般に対応しており、非手術症例(熱傷、褥瘡、蜂巣炎など)も入院加療として受け入れております。また、当院での対応が困難な場合には、高次医療機関に紹介もしています。
2024年度では、骨軟部の良性腫瘍の患者数が最も多く、次いで眼瞼下垂や皮膚の悪性腫瘍でした。
形成外科一般に対応しており、非手術症例(熱傷、褥瘡、蜂巣炎など)も入院加療として受け入れております。また、当院での対応が困難な場合には、高次医療機関に紹介もしています。
| 心臓血管外科 | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) | 平均 在院日数 (全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス | 
| 050161xx01x1xx | 大動脈解離-大動脈瘤切除術(吻合又は移植を含む。) 上行大動脈及び弓部大動脈の同時手術等 -処置2:1あり | 17 | 28.12 | 29.35 | 5.88% | 64.06 | |
| 050080xx0101xx | 弁膜症(連合弁膜症を含む。)-ロス手術(自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術)等 -処置1:なし-処置2:1あり | 16 | 30.06 | 20.84 | 6.25% | 69.75 | |
| 050163xx03x0xx | 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤-ステントグラフト内挿術 -処置2:なし | 16 | 11.06 | 10.18 | 0.00% | 78.56 | |
| 050050xx0111xx | 狭心症、慢性虚血性心疾患-心室瘤切除術(梗塞切除を含む。) 単独のもの等 -処置1:1,2あり-処置2:1あり | – | – | 26.24 | – | – | |
| 050161xx02x1xx | 大動脈解離-ステントグラフト内挿術 -処置2:1あり | – | – | 20.11 | – | – | |
心臓血管外科の患者数は上記の通りです。
当科では循環器内科と臨床工学科、ICU病棟と連携した心臓血管センターを組織しており24時間365日心疾患患者を受け入れる体制を構築しております。
当科では循環器内科と臨床工学科、ICU病棟と連携した心臓血管センターを組織しており24時間365日心疾患患者を受け入れる体制を構築しております。
| 産婦人科 | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) | 平均 在院日数 (全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス | 
| 120180xx01xxxx | 胎児及び胎児付属物の異常-子宮全摘術等 | 54 | 9.52 | 9.40 | 0.00% | 35.44 | |
| 120070xx02xxxx | 卵巣の良性腫瘍-卵巣部分切除術(腟式を含む。) 腹腔鏡によるもの等 | 45 | 6.47 | 5.97 | 0.00% | 39.22 | |
| 120060xx02xxxx | 子宮の良性腫瘍-腹腔鏡下腟式子宮全摘術等 | 40 | 6.25 | 5.88 | 0.00% | 41.95 | |
| 120220xx01xxxx | 女性性器のポリープ-子宮鏡下有茎粘膜下筋腫切出術、子宮内膜ポリープ切除術 | – | – | 2.72 | – | – | |
| 120165xx99xxxx | 妊娠合併症等-手術なし | – | – | 10.29 | – | – | |
診断群分類(DPCコード)とは医療資源を最も投入した傷病名に基づいて入院医療費を算定する方法です。
患者数が最も多い「胎児及び胎児付属物の異常」は、主に帝王切開を施行した患者数を患者数を示しており、2番目に患者数が多い「卵巣の良性腫瘍」は、腹腔鏡下で行う良性腫瘍(主に卵巣嚢腫)の摘出術を施行した患者数を示しております。
また、「子宮の良性腫瘍」は腹腔鏡下で行う良性腫瘍(主に子宮筋腫)の摘出術を施行した患者数を示しております。
なお、DPCコードによる集計では複数の病名がつけられていても1つの主要な傷病名のみが適用されるため、実際の手術件数等とは一致しておりません。
患者数が最も多い「胎児及び胎児付属物の異常」は、主に帝王切開を施行した患者数を患者数を示しており、2番目に患者数が多い「卵巣の良性腫瘍」は、腹腔鏡下で行う良性腫瘍(主に卵巣嚢腫)の摘出術を施行した患者数を示しております。
また、「子宮の良性腫瘍」は腹腔鏡下で行う良性腫瘍(主に子宮筋腫)の摘出術を施行した患者数を示しております。
なお、DPCコードによる集計では複数の病名がつけられていても1つの主要な傷病名のみが適用されるため、実際の手術件数等とは一致しておりません。
| 眼科 | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) | 平均 在院日数 (全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス | 
| 020110xx97xxx0 | 白内障、水晶体の疾患 -手術あり-片眼 | 387 | 2.00 | 2.49 | 0.00% | 78.63 | |
| 020200xx9710xx | 黄斑、後極変性 -手術あり-処置1:あり-処置2:なし | 14 | 2.64 | 5.47 | 0.00% | 68.21 | |
| 020110xx97xxx1 | 白内障、水晶体の疾患 -手術あり-両眼 | 10 | 2.30 | 4.29 | 0.00% | 80.90 | |
| 020150xx97xxxx | 斜視(外傷性・癒着性を除く。) -手術あり | – | – | 3.08 | – | – | |
| 020160xx97xxx0 | 網膜剥離 -手術あり-片眼 | – | – | 7.53 | – | – | |
眼科では、白内障・緑内障・眼底疾患の患者さんを多く診療しています。
白内障の治療は、入院もしくは日帰り手術を選んで頂き、白内障手術を行っており、上記は入院実態です。
厚生労働省で認可されている多焦点眼内レンズも採用しております。
網膜前膜・黄斑円孔をはじめ、主な網膜疾患に対する硝子体手術が必要な患者さんの入院治療を行っております。
小児の斜視や弱視の患者さんは、午後に静かな環境で検査が行えるよう配慮しています。
他には、眼底出血に対するレーザーや加齢黄斑変性等に用いられる抗VEGF療法にも力を入れております。
白内障の治療は、入院もしくは日帰り手術を選んで頂き、白内障手術を行っており、上記は入院実態です。
厚生労働省で認可されている多焦点眼内レンズも採用しております。
網膜前膜・黄斑円孔をはじめ、主な網膜疾患に対する硝子体手術が必要な患者さんの入院治療を行っております。
小児の斜視や弱視の患者さんは、午後に静かな環境で検査が行えるよう配慮しています。
他には、眼底出血に対するレーザーや加齢黄斑変性等に用いられる抗VEGF療法にも力を入れております。
| 皮膚科 | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) | 平均 在院日数 (全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス | 
| 080010xxxx0xxx | 膿皮症 -処置1:なし | 76 | 10.88 | 12.98 | 11.84% | 64.17 | |
| 080020xxxxxxxx | 帯状疱疹 | 48 | 7.75 | 9.33 | 0.00% | 71.56 | |
| 080006xx01x0xx | 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) -皮膚悪性腫瘍切除術等-処置2:なし | 25 | 4.12 | 6.92 | 0.00% | 84.32 | |
| 180060xx97xxxx | その他の新生物 -手術あり | – | – | 5.63 | – | – | |
| 080007xx010xxx | 皮膚の良性新生物-皮膚、 皮下腫瘍摘出術(露出部)等-処置1:なし | – | – | 3.77 | – | – | |
皮膚科では、良性・悪性腫瘍摘出術を含めた外科的手術を積極的に行っております。
2024年度の入院治療においては、蜂窩織炎を含む膿皮症が最も多く、次いで帯状疱疹の症例が多く見られました。蜂窩織炎は足白癬などから細菌が入り皮膚から皮下に炎症がおきるもので、下肢挙上の上、抗生剤の点滴が必要となります。
帯状疱疹は水痘帯状疱疹ウイルスによって引き起こされる病気で、神経痛と水疱などの皮疹が神経の分布に沿って帯状に生じます。急性期の治療は安静の上、抗ウイルス剤の投与が必要です。
また、前年度同様に粉瘤や脂肪腫など良性腫瘍の手術症例や、基底細胞癌やボーエン病といった悪性腫瘍の手術症例も多く見られました。
2024年度の入院治療においては、蜂窩織炎を含む膿皮症が最も多く、次いで帯状疱疹の症例が多く見られました。蜂窩織炎は足白癬などから細菌が入り皮膚から皮下に炎症がおきるもので、下肢挙上の上、抗生剤の点滴が必要となります。
帯状疱疹は水痘帯状疱疹ウイルスによって引き起こされる病気で、神経痛と水疱などの皮疹が神経の分布に沿って帯状に生じます。急性期の治療は安静の上、抗ウイルス剤の投与が必要です。
また、前年度同様に粉瘤や脂肪腫など良性腫瘍の手術症例や、基底細胞癌やボーエン病といった悪性腫瘍の手術症例も多く見られました。
| 泌尿器科 | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) | 平均 在院日数 (全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス | 
| 110080xx991xxx | 前立腺の悪性腫瘍 -手術なし-処置1:あり | 100 | 3.09 | 2.45 | 0.00% | 74.52 | |
| 110070xx03x0xx | 膀胱腫瘍-膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術-処置2:なし | 57 | 8.33 | 6.81 | 0.00% | 76.95 | |
| 11022xxx01xxxx | 男性生殖器疾患-精索捻転手術等 | 50 | 3.08 | 3.53 | 0.00% | 32.36 | |
| 110420xx02xxxx | 水腎症等-経尿道的尿管ステント留置術等 | – | – | 4.07 | – | – | |
| 110070xx02xxxx | 膀胱腫瘍-膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術+術中血管等描出撮影加算 | – | – | 6.75 | – | – | |
泌尿器科の入院患者数は尿路悪性腫瘍(がん)に対する手術が上位を占めています。前立腺がん疑い例に対する生検(組織検査)と膀胱がんに対する内視鏡下手術が1位・2位を占め、前年度と同様に尿路悪性腫瘍に対する取り組みが多い事が示されています。
また、3位には男性生殖器疾患が占めており、男性不妊の原因となる精索静脈瘤によるものです。治療には手術用顕微鏡を用いて、精索(動脈、静脈、リンパ管を含む束)の中の、精巣静脈のみを縛る『顕微鏡下低位結紮術』を行います。
また、3位には男性生殖器疾患が占めており、男性不妊の原因となる精索静脈瘤によるものです。治療には手術用顕微鏡を用いて、精索(動脈、静脈、リンパ管を含む束)の中の、精巣静脈のみを縛る『顕微鏡下低位結紮術』を行います。
| 糖尿病内科 | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) | 平均 在院日数 (全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス | 
| 10007xxxxxx1xx | 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) -処置2:1あり | 30 | 15.40 | 13.77 | 6.67% | 68.40 | |
| 10007xxxxxx0xx | 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) -処置2:なし | 25 | 8.68 | 10.46 | 0.00% | 60.32 | |
| 10006xxxxxx0xx | 1型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) -処置2:なし | – | – | 8.33 | – | – | |
| 100040xxxxx00x | 糖尿病性ケトアシドーシス、非ケトン昏睡 -処置2:なし-副病:なし | – | – | 13.07 | – | – | |
| 10006xxxxxx1xx | 1型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) -処置2:1あり | – | – | 12.60 | – | – | |
摂取カロリー過多や運動不足、肥満、高齢化が進行する現代において、糖尿病内科の患者数は増えています。2024年度の疾患構成は前年度と変化ありません。2型糖尿病の患者が多くを占めますが、1型糖尿病に対しても入院加療をおこなっています。コントロール不良な糖尿病はさまざまな合併症を併発しているため、他科と連携して診療に取り組んでいます。
| 消化器内科 | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) | 平均 在院日数 (全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス | 
| 060100xx01xxxx | 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) -内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 | 283 | 2.38 | 2.57 | 0.00% | 68.94 | |
| 060340xx03x00x | 胆管(肝内外)結石、胆管炎-限局性腹腔膿瘍手術等 -処置2:なし-副病:なし | 157 | 8.80 | 8.88 | 5.10% | 78.29 | |
| 060102xx99xxxx | 穿孔又は膿瘍を伴わない憩室性疾患 -手術なし | 69 | 7.17 | 7.60 | 1.45% | 70.99 | |
| 060380xxxxx0xx | ウイルス性腸炎 -処置2:なし | – | – | 5.55 | – | – | |
| 060210xx99000x | ヘルニアの記載のない腸閉塞 -手術なし-処置1:なし-処置2:なし-副病:なし | – | – | 9.08 | – | – | |
消化器内科は、消化管臓器と肝臓、胆道、膵臓の疾患を扱っています。昨年と同様に、2024年度も大腸ポリープの内視鏡的治療が最も多く、次いで胆管結石や胆管炎による胆道疾患となっています。高齢者の胆管結石が増えています。また、消化管早期癌に対する内視鏡治療、消化管粘膜下層剥離術(ESD)の症例が増えています。消化器疾患に関しては、外科・放射線科・内視鏡センターで消化器センターを構成し、毎週消化器センターカンファレンスを行い、最適な治療を検討しています。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
| 初発 | 再発 | 病期分類基準(※) | 版数 | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Stage I | Stage II | Stage III | Stage IV | 不明 | ||||
| 胃癌 | 45 | – | 10 | 12 | – | – | 1 | 8 | 
| 大腸癌 | 41 | 49 | 43 | 34 | – | 22 | 2 | 9 | 
| 乳癌 | – | – | – | – | – | – | – | – | 
| 肺癌 | – | – | – | – | – | – | 1 | 8 | 
| 肝癌 | – | 10 | – | – | – | – | 2 | 6 | 
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
5大癌について、集計期間内に入院治療等を行った、初発患者さんのUICC病期分類によるステージ別延べ人数、および再発患者さんの延べ人数に分けて集計しています。
UICCの病期分類とは、T=原発層の大きさと進展度、N=所属リンパ節転移の程度、M=遠隔転移の有無の3つのカテゴリーによって各部位のがんをⅠ期からⅣ期のステージに分けて分類するものです。
「初発」とは、自施設において、当該腫瘍の診断、診断と初回治療、あるいは初回治療を実施した場合を指します。「再発」とは、自施設・他施設を問わずに初回治療が完了した後、自施設にて患者を診察した場合や、治療がんの寛解後に局所再発・再燃あるいはあらたな遠隔転移をきたした場合を指します。
※10症例未満のものは表中-(ハイフン)で表示しています。
UICCの病期分類とは、T=原発層の大きさと進展度、N=所属リンパ節転移の程度、M=遠隔転移の有無の3つのカテゴリーによって各部位のがんをⅠ期からⅣ期のステージに分けて分類するものです。
「初発」とは、自施設において、当該腫瘍の診断、診断と初回治療、あるいは初回治療を実施した場合を指します。「再発」とは、自施設・他施設を問わずに初回治療が完了した後、自施設にて患者を診察した場合や、治療がんの寛解後に局所再発・再燃あるいはあらたな遠隔転移をきたした場合を指します。
※10症例未満のものは表中-(ハイフン)で表示しています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等
| 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | |
|---|---|---|---|
| 軽症 | 35 | 8.71 | 48.09 | 
| 中等症 | 114 | 13.82 | 81.11 | 
| 重症 | 67 | 22.88 | 87.31 | 
| 超重症 | 16 | 22.56 | 89.06 | 
| 不明 | – | – | – | 
市中肺炎とは、普段日常生活を送っている中で罹患した肺炎を指します。重症度は、成人市中肺炎診療ガイドライン(日本呼吸器学会)による重症度分類(A-DROPスコア)用い、患者さんの年齢や、脱水の状態、呼吸状態、意識障害の有無、血圧などをもとに分類します。
2024年度の肺炎患者は昨年度と比べて増加しており、中等症の方が112例と最も多く、超重症の方も16例治療しました。高齢者は一般的に重症度が高くなりやすく、在院日数も伸びる傾向にあり、当院においても同様の傾向がみられます。
2024年度の肺炎患者は昨年度と比べて増加しており、中等症の方が112例と最も多く、超重症の方も16例治療しました。高齢者は一般的に重症度が高くなりやすく、在院日数も伸びる傾向にあり、当院においても同様の傾向がみられます。
脳梗塞の患者数等
| 発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 | 
|---|---|---|---|---|
| – | 19 | 18.21 | 75.26 | 42.11% | 
本指標は「ICD10(アイシーディーテン)」というWHO(世界保健機関)が定めた世界的な傷病に関する分類における、脳梗塞患者数を記載しています。
今後も早期発見・早期治療につとめてまいります。
今後も早期発見・早期治療につとめてまいります。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
| 内科 | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 | 平均 術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス | 
| K664 | 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) | 13 | 9.92 | 16.46 | 15.38% | 84.54 | |
| K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) | – | – | – | – | – | |
| K688 | 内視鏡的胆道ステント留置術 | – | – | – | – | – | |
| K635 | 胸水・腹水濾過濃縮再静注法 | – | – | – | – | – | |
| K5493 | 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) | – | – | – | – | – | |
内科で行った手術件数で10件以上のものは経皮的内視鏡下胃瘻造設術PEGです。誤嚥性肺炎で入院し、肺炎が改善したものの経口摂取が困難で、家族と相談した結果で希望があった場合に増設しています。当院は言語聴覚士ST、作業療法士OT、や理学療法士PTによるリハビリテーションを積極的に導入していますが、嚥下障害をきたした後期高齢者は経口摂取困難になるケースが少なくありません。後期高齢者に対する胃瘻造設は病院スタッフの間で否定的な意見が多い為、胃瘻を造設する前に多職種で家族と胃瘻以外の治療法を含めて相談し、十分検討した後に施行しています。
| 循環器内科 | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 | 平均 術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス | 
| K5951 | 経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺、心外膜アプローチ) | 115 | 1.10 | 1.39 | 0.00% | 69.50 | |
| K5493 | 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) | 99 | 1.97 | 1.66 | 1.01% | 70.72 | |
| K5491 | 経皮的冠動脈ステント留置術(急性心筋梗塞) | 47 | 0.00 | 13.92 | 4.26% | 70.57 | |
| K616 | 四肢の血管拡張術・血栓除去術 | – | – | – | – | – | |
| K5972 | ペースメーカー移植術(経静脈電極) | – | – | – | – | – | |
2024年度は、経皮的カテーテル心筋焼灼術が共に115件と最も多く施行されており、次いで経皮的冠動脈ステント留置術がそれぞれ合わせて146件となっています。経皮的カテーテル心筋焼灼術は、前年と同様に頻脈性不整脈の症例に対して多く用いられています。経皮的冠動脈ステント留置術は、狭心症や急性心筋梗塞の治療で選択されました。
当院では、心臓血管外科、臨床工学科、ICU病棟と連携した心臓血管センターを構成しており、24時間365日体制で心疾患による急患を受け入れております。
当院では、心臓血管外科、臨床工学科、ICU病棟と連携した心臓血管センターを構成しており、24時間365日体制で心疾患による急患を受け入れております。
| 外科 | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 | 平均 術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス | 
| K634 | 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) | 193 | 0.18 | 1.55 | 0.52% | 68.42 | |
| K672-2 | 腹腔鏡下胆嚢摘出術 | 147 | 0.65 | 4.95 | 0.68% | 61.46 | |
| K6335 | 鼠径ヘルニア手術 | 55 | 0.31 | 1.67 | 0.00% | 68.93 | |
| K718-21 | 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) | – | – | – | – | – | |
| K718-22 | 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴うもの) | – | – | – | – | – | |
外科では、診療報酬上のコード別による手術件数において、腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術が最も多く、次いで腹腔鏡下胆嚢摘出術となっています。当院では良性疾患のみならず、悪性腫瘍に対しても、早くから腹腔鏡手術を取り入れており、現在では、胃癌や大腸癌のみならず、食道癌や肝胆膵疾患などの難易度の高い手術に対しても安全性を十分に確保した上でその適応を広げています。
2024年度の実績では、年間800例以上ある手術のうち約8割の症例において、腹腔鏡手術を行っており、2番目に多い胆嚢摘出術では、全ての手術を腹腔鏡で行っております。
2024年度の実績では、年間800例以上ある手術のうち約8割の症例において、腹腔鏡手術を行っており、2番目に多い胆嚢摘出術では、全ての手術を腹腔鏡で行っております。
| 整形外科 | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 | 平均 術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス | 
| K0462 | 骨折観血的手術(前腕) etc. | 103 | 2.38 | 7.58 | 7.77% | 52.92 | |
| K0461 | 骨折観血的手術(大腿) etc. | 96 | 1.79 | 18.83 | 38.54% | 70.21 | |
| K0821 | 人工関節置換術(膝) etc. | 79 | 1.23 | 18.63 | 8.86% | 75.13 | |
| K0811 | 人工骨頭挿入術(股) etc. | – | – | – | – | – | |
| K1342 | 椎間板摘出術(後方摘出術) | – | – | – | – | – | |
第1位の「骨折観血的手術(前腕)etc」では、前腕に対する観血的手術(68件)だけでなく、下腿に対する観血的手術(35件)を含んでおり、第2位の「骨折観血的手術(大腿)etc」では、大腿に対する観血的手術(60件)だけでなく、上腕に対する観血的手術(36件)を含んでいます。骨折観血的手術とは、ギプスの固定による保存治治療では対応できない転位の大きい骨折や関節周辺の骨折を治療する際に選択される手術の事を言います。また、次に多い「人工関節置換術(膝)etc」では、膝に対する人工関節置換術だけでなく肩や股関節に対するものも含まれております。超高齢社会において各種関節症は多くの人の生活の質を落とす疾患となっています。また当科では、手肘外科、脊椎、膝、股関節の各専門医の下、各セラピストが連携して術後の回復アプローチを行う安心な医療提供体制を構築しております。
| 形成外科 | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 | 平均 術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス | 
| K0301 | 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術(躯幹) etc. | 31 | 0.87 | 2.68 | 0.00% | 51.10 | |
| K0072 | 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) | 13 | 0.15 | 1.23 | 0.00% | 78.46 | |
| K2191 | 眼瞼下垂症手術(眼瞼挙筋前転法) | 11 | 0.00 | 1.00 | 0.00% | 79.18 | |
| K0853 | 四肢関節離断術(指) | – | – | – | – | – | |
| K427 | 頬骨骨折観血的整復術 | – | – | – | – | – | |
当院形成外科は、2023年10月より新たに発足いたしました。
2024年度では、軟部腫瘍摘出術が最も多く、次いで皮膚悪性腫瘍切除術や眼瞼下垂手術を多く施行しております。
緊急を要さない疾患は、手術日時の決定、麻酔方法や入院の有無に関しては、なるべく患者さんのご意向に沿う方向でおこなっています。
2024年度では、軟部腫瘍摘出術が最も多く、次いで皮膚悪性腫瘍切除術や眼瞼下垂手術を多く施行しております。
緊急を要さない疾患は、手術日時の決定、麻酔方法や入院の有無に関しては、なるべく患者さんのご意向に沿う方向でおこなっています。
| 心臓血管外科 | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 | 平均 術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス | 
| K5612ロ | ステントグラフト内挿術(腹部大動脈) | 16 | 3.50 | 8.94 | 0.00% | 79.13 | |
| K5522 | 冠動脈、大動脈バイパス移植術(2吻合以上) | 15 | 3.80 | 18.87 | 6.67% | 68.60 | |
| K5612イ | ステントグラフト内挿術(胸部大動脈) | 15 | 3.07 | 7.80 | 6.67% | 71.60 | |
| K5551 | 弁置換術(1弁) | – | – | – | – | – | |
| K560-22ニ | オープン型ステントグラフト内挿術(上行・弓部同時、その他) | – | – | – | – | – | |
心臓血管外科の手術数は上記の通りです。
当科では循環器内科と臨床工学科、ICU病棟と連携した心臓血管センターを組織しており24時間365日心疾患患者を受け入れる体制を構築しております。
当科では循環器内科と臨床工学科、ICU病棟と連携した心臓血管センターを組織しており24時間365日心疾患患者を受け入れる体制を構築しております。
| 産婦人科 | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 | 平均 術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス | 
| K8882 | 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡) etc. | 71 | 0.92 | 4.83 | 0.00% | 40.17 | |
| K8982 | 帝王切開術(選択帝王切開) | 48 | 1.77 | 7.69 | 0.00% | 35.35 | |
| K872-31 | 子宮内膜ポリープ切除術(生食:バイポーラ) etc. | 33 | 1.03 | 1.00 | 0.00% | 40.67 | |
| K877-2 | 腹腔鏡下腟式子宮全摘術 | – | – | – | – | – | |
| K8981 | 帝王切開術(緊急帝王切開) | – | – | – | – | – | |
2024年度に最も多い「子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡)は主に卵巣のう腫の摘出術をさしております。
2番目に多い「帝王切開術(選択帝王切開)」は帝王切開や筋腫の核出術などの手術既往がある方や骨盤位等であらかじめ予定されている帝王切開術の件数を示しております。
「子宮内膜ポリープ切除術」は、指標2のDPCコードのうち子宮内膜で認められた腫瘍(ポリープ)の切除を行う術式と件数を示しております。
当院では腹腔鏡や子宮鏡を用いた手術を積極的に施行し患者さんの負担の軽減に努めています。
2番目に多い「帝王切開術(選択帝王切開)」は帝王切開や筋腫の核出術などの手術既往がある方や骨盤位等であらかじめ予定されている帝王切開術の件数を示しております。
「子宮内膜ポリープ切除術」は、指標2のDPCコードのうち子宮内膜で認められた腫瘍(ポリープ)の切除を行う術式と件数を示しております。
当院では腹腔鏡や子宮鏡を用いた手術を積極的に施行し患者さんの負担の軽減に努めています。
| 眼科 | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 | 平均 術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス | 
| K2821ロ | 水晶体再建術(眼内レンズを挿入)(その他) | 394 | 0.01 | 0.99 | 0.00% | 78.78 | |
| K2801 | 硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含む) | 27 | 0.00 | 4.67 | 0.00% | 65.44 | |
| K2423 | 斜視手術(前転法と後転法) | – | – | – | – | – | |
| K2172 | 眼瞼内反症手術(皮膚切開法) | – | – | – | – | – | |
| K2802 | 硝子体茎顕微鏡下離断術(その他) | – | – | – | – | – | |
眼科では、白内障の患者さんに対する水晶体再建術を最も多く施行しており、上記は入院手術実態ですが、現在は日帰り手術が多くなってきております。入院もしくは日帰り手術を選んで頂き、1ヶ月前後の待期にて行っています。
術後乱視などのリスクを最小にするための小切開による経結膜強角膜切開を採用し、場合により乱視を補正できるレンズを導入することで、よりよい術後視力を患者さんに提供できるように配慮しております。厚生労働省で認可されている多焦点眼内レンズも採用しております。
網膜前膜・黄斑円孔をはじめ、主な網膜疾患に対する硝子体手術が必要な患者さんの入院治療にもあたっております。
斜視手術・緑内障手術は、精査にて必要時に行っております。
術後乱視などのリスクを最小にするための小切開による経結膜強角膜切開を採用し、場合により乱視を補正できるレンズを導入することで、よりよい術後視力を患者さんに提供できるように配慮しております。厚生労働省で認可されている多焦点眼内レンズも採用しております。
網膜前膜・黄斑円孔をはじめ、主な網膜疾患に対する硝子体手術が必要な患者さんの入院治療にもあたっております。
斜視手術・緑内障手術は、精査にて必要時に行っております。
| 皮膚科 | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 | 平均 術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス | 
| K0072 | 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) | 29 | 0.07 | 2.66 | 0.00% | 83.72 | |
| K0051 | 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2cm未満) | 11 | 0.09 | 1.27 | 0.00% | 53.82 | |
| K0062 | 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径3cm以上6cm未満) | 11 | 0.00 | 1.00 | 0.00% | 72.82 | |
| K0061 | 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径3cm未満) | – | – | – | – | – | |
| K0052 | 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2cm以上4cm未満) | – | – | – | – | – | |
皮膚科で示されている手術件数は皮膚もしくは皮下に生じた良性および悪性腫瘍(がん)の切除件数です。
2024年度は、粉瘤や母斑などの良性腫瘍を対象とした皮膚・皮下腫瘍摘出術を最も多く手掛けました。また、前年度と同様に悪性腫瘍(がん)の切除術も多く手掛けております。構成としては、前年度と比べ大きな変化はありませんが、皮膚悪性腫瘍切除術の件数は大幅に増加しました。
2024年度は、粉瘤や母斑などの良性腫瘍を対象とした皮膚・皮下腫瘍摘出術を最も多く手掛けました。また、前年度と同様に悪性腫瘍(がん)の切除術も多く手掛けております。構成としては、前年度と比べ大きな変化はありませんが、皮膚悪性腫瘍切除術の件数は大幅に増加しました。
| 泌尿器科 | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 | 平均 術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス | 
| K8036イ | 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用) | 81 | 1.38 | 5.54 | 0.00% | 75.96 | |
| K834-3 | 顕微鏡下精索静脈瘤手術 | 35 | 1.00 | 1.03 | 0.00% | 28.71 | |
| K783-2 | 経尿道的尿管ステント留置術 | 34 | 1.21 | 5.94 | 2.94% | 80.29 | |
| K773-2 | 腹腔鏡下腎(尿管)悪性腫瘍手術 | – | – | – | – | – | |
| K838-22 | 精巣内精子採取術(顕微鏡) | – | – | – | – | – | |
最も多い手術は、前年度と同様に内視鏡下膀胱悪性腫瘍切除術です。摘除標本より、表在がん/筋層浸潤がんが診断されます。表在がんに対しては抗がん剤やBCGの膀胱内注入治療が、筋層浸潤がんに対しては、腹腔鏡補助下における「膀胱全摘術・回腸導管造設術」や、「膀胱全摘術・新膀胱造設術あるいは膀胱部分切除術」が行われます。2番目に多い顕微鏡下精索静脈瘤手術は、精巣静脈から精巣への血液の逆流を遮断し造精機能を回復するために行われる手術です。当科は関連の不妊治療専門婦人科クリニックである「虹クリニック」と連携し男性不妊治療を積極的に行っています。3番目に多い経尿道的尿管ステント留置術は、閉塞した尿管にステントを留置して尿流を確保するもので、他科悪性腫瘍や尿管結石による尿管閉塞に対して行われます。
また、疾患の構成としては、前年度と比べて大きな違いはありません。
また、疾患の構成としては、前年度と比べて大きな違いはありません。
| 消化器内科 | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 | 平均 術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス | 
| K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) | 291 | 0.93 | 1.57 | 0.69% | 69.63 | |
| K688 | 内視鏡的胆道ステント留置術 | 110 | 0.73 | 9.41 | 4.55% | 78.95 | |
| K721-4 | 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 | 47 | 0.51 | 5.09 | 2.13% | 70.47 | |
| K654 | 内視鏡的消化管止血術 | – | – | 10.07 | – | – | |
| K722 | 小腸結腸内視鏡的止血術 | – | – | 6.87 | – | – | |
2024年度に行った消化器内科の手術件数は前年度と同様に内視鏡的大腸ポリープ切除術が一番多かったです。そして、胆道疾患に対する内視鏡的胆道ステント留置術や大腸の早期悪性腫瘍に対する粘膜下層剥離術が続きます。順番に変わりはないですが、患者数は前年度より増加しています。
消化器疾患の治療に関しては、外科・放射線科・内視鏡センターで構成する消化器センターで毎週行うカンファレンスで最適な治療を検討しています。
消化器疾患の治療に関しては、外科・放射線科・内視鏡センターで構成する消化器センターで毎週行うカンファレンスで最適な治療を検討しています。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
| DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 | 
|---|---|---|---|---|
| 130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | – | – | 
| 異なる | 17 | 0.23% | ||
| 180010 | 敗血症 | 同一 | – | – | 
| 異なる | 26 | 0.35% | ||
| 180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | – | – | 
| 異なる | – | – | ||
| 180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | – | – | 
| 異なる | – | – | 
当院における、DIC(播種性血管内凝固症候群)、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の患者数と発症率を、DPC病名と入院契機病名が「同一」か「異なる」に分類して集計しています。(入院した時に発症していた病気であれば「同一」、入院した後に発症した病気であれば「異なる」となります)
上記傷病名について、それぞれの症例数を全退院数で割った値が発生率となっています。
上記傷病名について、それぞれの症例数を全退院数で割った値が発生率となっています。
リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率
| 肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが 「中」以上の手術を施行した 退院患者数(分母) | 分母のうち、肺血栓塞栓症の 予防対策が実施された患者数(分子) | リスクレベルが「中」以上の手術を 施行した患者の肺血栓塞栓症の 予防対策の実施率 | 
|---|---|---|
| 1126 | 1081 | 96.00% | 
周術期の肺血栓塞栓症の予防行為の実施は、発生率を下げることにつながります。
※当該項目は医療機関の性質ごとに異なるため、他医療機関の値との単純比較は困難であります。
※当該項目は医療機関の性質ごとに異なるため、他医療機関の値との単純比較は困難であります。
血液培養2セット実施率
| 血液培養オーダー日数(分母) | 血液培養オーダーが1日に 2件以上ある日数(分子) | 血液培養2セット実施率 | 
|---|---|---|
| 1,057 | 725 | 68.59% | 
広域抗菌薬を使用する際、投与開始時に血液培養検査を行うことは、望ましいプラクティスとなります。また、血液培養は1セットのみの場合の偽陽性による過剰治療を防ぐため、2セット以上行うことが推奨されています。
※令和6年度には、世界的な血液培養ボトルの供給不足が発生していたことに留意されたい。
※令和6年度には、世界的な血液培養ボトルの供給不足が発生していたことに留意されたい。
広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率
| 広域スペクトルの抗菌薬が 処方された退院患者数(分母) | 分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日 までの間に細菌培養同定検査が 実施された患者数(分子) | 広域スペクトル抗菌薬使用時の 細菌培養実施率 | 
|---|---|---|
| 589 | 414 | 70.29% | 
近年、多剤耐性アシネトバクター属菌や、幅広い菌種に効果を有するカルバペネム系抗菌薬に耐性のある腸内細菌科細菌など、新たな抗菌薬耐性菌(以下、耐性菌)が出現し、難治症例が増加していることが世界的な問題となっています。不適切な抗菌薬の使用は、耐性菌の発生や蔓延の原因になることから、抗菌薬適正使用を推進する取り組みが求められます。抗菌薬適正使用の鍵を握るのは正確な微生物学的診断であり、抗菌薬投与前の適切な検体採取と培養検査が必要です 。
※当該項目は医療機関の性質ごとに異なるため、他医療機関の値との単純比較は困難であります。
※当該項目は医療機関の性質ごとに異なるため、他医療機関の値との単純比較は困難であります。
転倒・転落発生率
| 退院患者の在院日数の総和 もしくは入院患者延べ数(分母) | 退院患者に発生した転倒・転落件数(分子) | 転倒・転落発生率 | 
|---|---|---|
| 75,119 | 187 | 2.49‰ | 
入院中の患者の転倒やベッドからの転落は少なくありません。原因としては、入院という環境の変化によるものや疾患そのもの、治療・手術などによる身体的なものなどさまざまなものがあります。
転倒・転落の指標としては、転倒・転落によって患者に傷害が発生した率と、患者への傷害に至らなかった転倒・転落事例の発生率との両者を指標とすることに意味があります。 転倒・転落による傷害発生事例の件数は少なくても、それより多く発生している傷害に至らなかった事例もあわせて報告して発生件数を追跡するとともに、それらの事例を分析することで、より転倒・転落発生要因を特定しやすくなります。こうした事例分析から導かれた予防策を実施して転倒・転落発生リスクを低減していく取り組みが、転倒による傷害予防につながります。
※当該項目は医療機関の性質ごとに異なるため、他医療機関の値との単純比較は困難であり、算出した値については、対象となった患者の状態等が大きく影響しています。
転倒・転落の指標としては、転倒・転落によって患者に傷害が発生した率と、患者への傷害に至らなかった転倒・転落事例の発生率との両者を指標とすることに意味があります。 転倒・転落による傷害発生事例の件数は少なくても、それより多く発生している傷害に至らなかった事例もあわせて報告して発生件数を追跡するとともに、それらの事例を分析することで、より転倒・転落発生要因を特定しやすくなります。こうした事例分析から導かれた予防策を実施して転倒・転落発生リスクを低減していく取り組みが、転倒による傷害予防につながります。
※当該項目は医療機関の性質ごとに異なるため、他医療機関の値との単純比較は困難であり、算出した値については、対象となった患者の状態等が大きく影響しています。
転倒転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上の発生率
| 退院患者の在院日数の総和 もしくは入院患者延べ数(分母) | 退院患者に発生したインシデント 影響度分類レベル3b以上の 転倒・転落の発生件数(分子) | 転倒転落によるインシデント影響度 分類レベル3b以上の発生率 | 
|---|---|---|
| – | – | – | 
インシデント影響度分類レベル3b以上とは、損傷レベルの高いもの(手術や大きな処置を必要とする)を指します。この指標は、病院として転倒・転落予防の取り組みを効果的に行えているかどうかを表す指標になります。
※「-(ハイフン)」は、10件未満(小さい値)であり、良好な結果であります。また、当該項目は医療機関の性質ごとに異なるため、他医療機関の値との単純比較は困難であり、算出した値については、対象となった患者の状態等が大きく影響しています。
※「-(ハイフン)」は、10件未満(小さい値)であり、良好な結果であります。また、当該項目は医療機関の性質ごとに異なるため、他医療機関の値との単純比較は困難であり、算出した値については、対象となった患者の状態等が大きく影響しています。
手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率
| 全身麻酔手術で、 予防的抗菌薬投与が実施された 手術件数(分母) | 分母のうち、手術開始前 1時間以内に予防的抗菌薬が 投与開始された手術件数(分子) | 手術開始前1時間以内の 予防的抗菌薬投与率 | 
|---|---|---|
| 2,100 | 2,037 | 97.00% | 
現在、細菌感染を起こしていないが、手術後の感染をできるだけ防ぐために、抗生物質をあらかじめ投与することを予防的抗菌薬投与といいます。
開胸、開腹を伴う手術等は、手術開始直前に抗菌薬を点滴などで投与することにより、手術後の感染を抑えることが期待されています。
※当該項目は医療機関の性質ごとに異なるため、他医療機関の値との単純比較は困難であります。
開胸、開腹を伴う手術等は、手術開始直前に抗菌薬を点滴などで投与することにより、手術後の感染を抑えることが期待されています。
※当該項目は医療機関の性質ごとに異なるため、他医療機関の値との単純比較は困難であります。
d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡発生率
| 退院患者の在院日数の総和もしくは 除外条件に該当する患者を除いた 入院患者延べ数(分母) | 褥瘡(d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡)の 発生患者数(分子) | d2(真皮までの損傷)以上の 褥瘡発生率 | 
|---|---|---|
| 71,592 | 67 | 0.09% | 
褥瘡は、看護ケアの質評価の重要な指標の1つとなっています。褥瘡は患者のQOLの低下をきたすとともに、感染を引き起こすなど治癒が長期に及ぶことによって、結果的に在院日数の長期化や医療費の増大にもつながります。そのため、褥瘡予防対策は、提供する医療の重要な項目の1つにとらえられ、1998年からは診療報酬にも反映されています。
本指標の定義は、目の前の患者が褥瘡発生する確率を見ているものであり、日々のケアの質に関わるものです。
※当該項目は医療機関の性質ごとに異なるため、他医療機関の値との単純比較は困難であり、算出した値については、対象となった患者の状態等が大きく影響しています。
本指標の定義は、目の前の患者が褥瘡発生する確率を見ているものであり、日々のケアの質に関わるものです。
※当該項目は医療機関の性質ごとに異なるため、他医療機関の値との単純比較は困難であり、算出した値については、対象となった患者の状態等が大きく影響しています。
65歳以上の患者の入院早期の栄養アセスメント実施割合
| 65歳以上の退院患者数(分母) | 分母のうち、入院後48時間以内に 栄養アセスメントが実施された患者数(分子) | 65歳以上の患者の入院早期の 栄養アセスメント実施割合 | 
|---|---|---|
| 4,602 | 4,602 | 100.00% | 
早期に低栄養リスクを評価し適切な介入をすることで、在院日数の短縮、予後改善につながります。
※当該項目は医療機関の性質ごとに異なるため、他医療機関の値との単純比較は困難であります。
※当該項目は医療機関の性質ごとに異なるため、他医療機関の値との単純比較は困難であります。
身体的拘束の実施率
| 退院患者の在院日数の総和(分母) | 分母のうち、身体的拘束日数の総和(分子) | 身体的拘束の実施率 | 
|---|---|---|
| 75,134 | 1,311 | 1.75% | 
身体的拘束は、制限の程度が強く、また、二次的な身体的障害を生ぜしめる可能性もあるため、代替方法が見出されるまでの間のやむを得ない処置として行われる行動の制限であり、できる限り早期に他の方法に切り替えるよう努めなければならないものとされています。
施設や医療機関などで、患者を、「治療の妨げになる行動がある」、あるいは「事故の危険性がある」という理由で、安易にひもや抑制帯、ミトンなどの道具を使用して、患者をベッドや車椅子に縛ったりする身体拘束は慎むべきものです。
※当該項目は医療機関の性質ごとに異なるため、他医療機関の値との単純比較は困難であります。
施設や医療機関などで、患者を、「治療の妨げになる行動がある」、あるいは「事故の危険性がある」という理由で、安易にひもや抑制帯、ミトンなどの道具を使用して、患者をベッドや車椅子に縛ったりする身体拘束は慎むべきものです。
※当該項目は医療機関の性質ごとに異なるため、他医療機関の値との単純比較は困難であります。
更新履歴
2025.09.30 令和6年度(2024年度)病院情報の公表 掲載
 
		    
		    外来受診
外来受診
                         紹介状をお持ちの方
紹介状をお持ちの方 紹介状をお持ちでない方
紹介状をお持ちでない方 再診予約・予約変更
再診予約・予約変更 人間ドック
人間ドック 健康診断
健康診断 入院予定の患者さんへ
入院予定の患者さんへ お産入院について【産婦人科】
お産入院について【産婦人科】 入院生活のご案内【動画】
入院生活のご案内【動画】 面会について
面会について 退院支援について
退院支援について 総合内科
総合内科 神経内科
神経内科 心臓血管外科
心臓血管外科 産婦人科
産婦人科 皮膚科
皮膚科 眼科
眼科 リハビリテーション科
リハビリテーション科 内視鏡センター
内視鏡センター 手外科センター
手外科センター
 消化器内科・肝臓内科
消化器内科・肝臓内科 循環器内科
循環器内科 脳神経外科
脳神経外科 小児科
小児科 形成外科
形成外科 放射線科
放射線科 救急科
救急科 そけいヘルニアセンター
そけいヘルニアセンター 脊椎センター
脊椎センター 下肢救済・フットケアセンター
下肢救済・フットケアセンター 糖尿病内科
糖尿病内科 外科・消化器外科
外科・消化器外科 整形外科
整形外科 血液凝固科
血液凝固科 泌尿器科
泌尿器科 麻酔科
麻酔科 消化器センター
消化器センター 心臓血管センター(専門サイト)
心臓血管センター(専門サイト)
 健康管理センター
健康管理センター 当院の取り組み
                            当院の取り組み 医師
医師 初期臨床研修医
初期臨床研修医 看護師
看護師 専門職・事務職 新卒採用
専門職・事務職 新卒採用 初期臨床研修医
初期臨床研修医



 
	 
	 
	 
	 
	 
	 
	