地域医療支援病院として
当院は設立当初から、杉並・練馬地区を中心に地域の皆さまを支える病院として、急性期医療を行ってまいりました。
皆さまの地域医療に対するご理解・ご支援により、2017年8月、当院は第一次医療である地域の「かかりつけ医」の先生を支援し、専門外来や入院、救急医療など地域医療の中核を担う体制を備えた病院として「地域医療支援病院」の承認を受けました。
荻窪病院は地域の開業医の先生との連携を大切にしています
地域医療支援病院の機能
地域医療支援病院とは、医療法で定められた病院機能別区分の一つで、一次医療を行う病院や開業医の先生(かかりつけ医)を支援し、専門外来や入院、救急医療など地域医療の中核を担う体制を備えた病院であるとして、都知事により承認されるものです。具体的には以下の機能を備えます。
- 紹介患者さんの受け入れ体制が整備されていること
- 検査機器やベッドをかかりつけ医と共同利用できる体制が整備されていること
- 救急医療を提供する能力を有すること
- 地域の医療従事者に対して研修を行えること(年間12回以上主催)
- 200床以上の病床を有すること
- 集中治療室等の必要設備を有してること など
一人ひとりの患者さんのニーズにあった医療を、地域全体で提供できるよう、医療介護機関、行政、そして近隣住民の皆さんと深く連携をとってまいります。
患者さんの住み慣れた地域で、必要とされる医療を提供するために
国は、皆さんがお住まいの地域の中で、日々の体調管理から高度な医療、介護・療養生活のサポートを切れ目なく受けられる「地域完結型医療」を打ち出しています。
その中での当院の一番大きな役割は、急性期病院として、救急医療やかかりつけ医から紹介された専門的治療が必要な患者さんの診療をすることです。
そのため治療を終え、症状が落ち着かれた患者さんにはかかりつけ医での継続的な診療をしていただいています。
日常的なお身体の管理はかかりつけ医で、
症状が悪化したり、高度な検査が必要になった場合は、急性期病院医で
このサイクルが機能することで、当院は緊急性の高い患者さんを受け入れることができ、身近な地域で救急医療が受けられる環境を皆さんに提供することができます。
近所のかかりつけの先生に診療の継続をお願いする場合は、当院の治療経過や検査結果が記載された紹介状(診療情報提供書)をお持ちいただくので、安心しておかかりいただけます。また、かかりつけ医がいない患者さんには、お近くの医療機関をご案内しておりますので、担当医もしくは地域連携室までご相談ください。
入院患者さんの「これから」を一緒に考えます 退院支援
地域の医療・介護との連携を大切にしています
当院は各診療科のカンファㇾンスや連携の会を積極的に行い、地域の医療機関との顔の見える連携を大切にしています。特に特徴のある連携の会をご紹介します。
みんなで支え、みんなで考える地域づくりの会
中野・杉並感染管理ネットワーク
杉並区歯科医師会・荻窪病院 連携の会
おぎくぼリハビリの会
住民の皆さんとのつながり
「みんなの健康講座」や「おぎくぼ病院まつり」など、当院の医療を知っていただくためのイベントを開催しております(日時はTOPページでお知らせしています)。また災害拠点病院である当院の災害訓練に中央大学杉並高等学校の生徒さんや町内会の皆さんに参加いただいたりと、地域の皆さんとの連携を深めています。
みんなの健康講座(2019.6.8)
おぎくぼ病院まつり(2018.11.4)
病院コンサート(2019.2.2)
災害訓練(2019.5.25)
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地域医療連携についてのお問い合わせは
地域連携室
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03-3399-0257
(平日8:30~18:30 ※土曜は12:00まで)