当院では、特定行為研修を修了した看護師をT.ナースの呼称で呼んでおり、グリーンのユニフォームを着用し活動しています。
2024年10月から5名のT.ナースが活動を開始しました。
2025年4月には新たに3名のT.ナースが加わり、計8名のT.ナースが、それぞれが自部署での業務を遂行しながら横断的に活動をしています。
医師の指示を待たずにタイムリーに特定行為を実践することで、患者さんの苦痛となる時間の短縮と負担を低減できると考えています。
今後も、当院の理念である「安心で安全な医療の提供」に基づいて、T.ナースの活動の場を広げ、患者さんのために質の高い医療・看護の提供を実践して行きます。
修了者の声
Iさん 循環器病棟勤務(2024年度術中麻酔管理領域パッケージ+PICC取得)

患者さんに”より早く、より適切なケア”を届けるために
私は急性期病棟で勤務する中で、「もっと早く対応できれば・・・」と感じる場面に何度も直面してきました。特定行為研修を受講したことで、フィジカルアセスメントの精度が上がり、医師の判断を待つだけでなく、自分の判断に基づいた処置提案ができるようになりました。
特に、呼吸器管理や循環動態の変化にいち早く気づけるようになり、チーム医療の中での役割が広がったと実感しています。研修で得た知識と技術は、日々の看護実践に直結しており、患者さんにとって最善のケアを提供することにつながっています。
これからも、看護師としての専門性をさらに深め、より質の高い看護を提供していきたいと考えています。
Cさん 救急外来/内視鏡センター勤務(2024年外科系基本領域パッケージ+Aライン挿入取得)

安全をイメージしたみどり色のユニフォームで活動しています。
特定行為研修を受講しようと思った最初のきっかけは、動脈採血をしてみたいという気持ちからでした。実際、特定行為研修(外科系基本領域パッケージ+オプション)を受講して、今まで考えたことのない医師の思考過程について学び、フィジカルアセスメント、臨床推論、病態判断などの知識が身につきました。当院で、研修、実習ができるため当院で研修、実習ができるためライフスタイルを変える事無く、また医師、看護師、他コメディカルスタッフの協力を頂きながら研修を進める事ができました。
現在は、救急外来/内視鏡センターの業務を行いながら、T.ナースとして横断的に活動しています。その中で、T.ナースとしての活動を拡げていきたいと考え、2025年度は人工呼吸器管理のオプションの取得を目指して研修を受けています。今後も仲間と協力し合いながら、特定行為看護師として患者に寄り添った看護を提供していきたいです。
T.ナースの活動紹介

特定行為実施件数
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2025年4月からT.ナースが増え実施件数も増加しています。
T.ナース通信
お問い合わせ
看護師特定行為研修管理委員会事務局 事務担当
メールアドレス:tokutei-kango@ogikubo-hospital.or.jp