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リハビリテーション室ブログ

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2024年10月30日温熱やマッサージなど機器を用いた物理療法のご紹介

こんにちは!作業療法チームです。
当院では、手や肘のケガなどに対して、作業療法士によるリハビリを実施しています。回復を早め、より良い日常生活を過ごせるよう、徒手的なリハビリだけではなく、温熱やマッサージなど機器のサポートを用いた「物理療法」を併用しながら作業療法を実施することがあります。
今回は、当院の作業療法で用いる「物理療法」に関してご紹介させていただきます。

①渦流浴(バイブラバス)

方法:気泡が流れる40℃程度のお湯の中に、5~10分程度入れる。
効果:気泡による刺激とお湯による温熱により、患部の軟部組織の柔軟性を向上させたり、疼痛を緩和する効果がある。
適応:肘・手・手指関節の骨折/関節拘縮/腱損傷/靱帯損傷 
*急性炎症期や傷がまだ完治していない場合は使用できないことがあります。
 

②パラフィンパック(パラフィン浴)

方法:柔軟性を図りたい手指関節を固定し、ロウの中へ3回程度入れる。ロウをまとわりつかせることでパック状態となる。10分程度保温する。
効果:動きを固定した状態のところに、保温効果のあるロウでパックすることで軟部組織の柔軟性を向上させる効果がある。
対象:手指関節の骨折/関節拘縮/腱損傷/靱帯損傷
*急性炎症期や傷がまだ完治していない場合は使用できないことがあります。

③CPM(持続的他動運動練習器)

方法:機器を用いて肘関節を他動的にゆっくりと曲げ伸ばし、関節運動を連続して行う。
効果:肘関節疾患に対し、角度設定された範囲内で機械がゆっくりと肘関節を動かしてくれることで、関節内癒着や拘縮の改善を図る。
対象:肘関節の骨折/靱帯損傷/関節拘縮

④ハンドインキュベーター(メドマー)

方法:持続的な圧迫(3段階調整が可能)をかける。
効果:手指・手関節の浮腫(むくみ)に対し、圧迫をかけることで浮腫の軽減を図る。
対象:手指・手関節の浮腫

④ホットパック

方法:タオル等で包んだホットパックを、慢性疼痛・筋柔軟性不良部位にあて、15分~20分ほど温める。
効果:保温性の高い素材のホットパックで80~85℃にて温めることで、疼痛軽減、筋の柔軟性向上、血流改善改善を図る。
対象:拘縮部位、筋柔軟性不良部位
*炎症がある場合は使用できないことがあります。

当院の作業療法士は、これらの物理療法の使用可能なタイミングを見計らい、より効率的に治療効果が得られるようにリハビリを実施しています。
どれも普段目にしない珍しい機器かと思われます。当院にて手のリハビリを行っていて、ご興味のある方は、お気軽に作業療法士にお尋ね下さい♪

2024年06月03日制服がかわって気分一新!

こんにちは。内部障害チームです。
2024年4月1日からリハビリテーション室の制服がかわりました。

(左)以前の制服:以前は上が白色、下は紺色でした
(右)新しい制服:新しい制服は上が紺色、下は白色と紺色の選択制になりました

これまでリハビリテーション室の制服は生地や素材がかわることは度々ありましたが、ここまでガラリと新調するのは初めてのことです。
スタッフに着用してみた感想を聞いたところ、

  • 「以前の制服より通気性が良くなった」
  • 「ポケットが増えたので整理がしやすい」
  • 「患者さんや他のスタッフからスタイルがよく見えると言われた」

と、評判は上々のようです。


  • 「伸縮性」もよく、さらに動きやすくなりました

  • ポケットが増えて便利に。血圧計も入ります

新しい制服になり気分一新! 患者さんへより良いリハビリを提供できるように頑張りたいと思います。
以上、内部障害チームでした。

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