血液凝固科のリハビリテーション
入院・外来とも医師の指示の下、血友病や後天性血友病などで血液凝固科にかかっている患者さんのリハビリを行っています。血友病性関節症(関節内出血や筋肉出血後の安静や活動量低下により、関節可動域制限や筋力低下を引き起こして出血を繰り返す)を予防するためにも、筋力強化は重要です。
また、生活習慣病の予防のためにも運動を習慣にすることが重要です。医師の指示の下、関節や筋肉内の出血後、時期に応じた運動方法でリハビリを行っています。主に、関節可動域訓練、筋力訓練、歩行訓練を行っておりますが、患者さんの全身機能や生活環境など様々ですので、お話を伺いながら患者さん個々に合わせたプログラムを組んでいます。
また、年に一度サマーキャンプ(患者会)で運動方法に関する話をしています。
運動療法で血友病性関節症の悪化を防ぎます