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教育体制と採用

薬剤科長からのメッセージ
専門性の高い薬剤師の成長を、全力で支援します

当院には、全国から患者さんが訪れる血液凝固異常症の専門外来があります。
薬剤師は血液凝固因子製剤を通して、患者さんのQOL向上をサポートしています。
また東京都エイズ診療拠点病院として、多くの患者さんへ投薬を行っており、
HIV感染症薬物療法認定薬剤師の資格も取得できます。

一般252床の中規模病院ですが、色々な体験ができます。
体験することで、やりがいや興味のある分野、将来のビジョンが見えてくるということもあると思います。
女性職員が多く、育児中時短勤務の薬剤師も活躍しています。
『できることをまずはやってみる』を追求している職場です。

薬剤科長 關 直子

就職を希望される方へ
中規模病院ならではのサポート体制で成長を

荻窪病院では、入職1年目より病院指導薬剤業務を含む様々な業務を一通り学ぶことができ、早期から患者さんのそばで、他職種と一緒に協力して仕事を行うことが可能です。
患者さんの状態に合わせて服薬支援を行い、薬剤師の視点だけではなく、様々な職種の視点を通して患者さんの治療をサポートしています。
また、専門分野のプロフェッショナルな薬剤師となる研修支援もあります。
就職をお考えの方は見学やインターンシップにお越しください。ぜひ当院で一緒に働きましょう。

新人研修について

新人薬剤師には教育担当の先輩薬剤師がつき、健康や気持ちのケアなどの配慮も行いながら基本的知識・技術などの業務習得へのサポート体制を整えています。
1年目の終わりには夜勤ができているように、教育スケジュールを組んでいます。

4月~ 入職後すぐは他職種と一緒にオリエンテーションに参加し、病院組織の把握や、接遇・コミュニケーションスキルを培う研修を受講します。薬剤師業務に係わる教育プログラムは看護部と一緒に講習や実技研修を受けることができます。
薬剤科配属後は基本的な調剤や院内製剤の調製、高カロリー輸液のミキシングなどから始め、薬剤師として必要な技能や知識を習得していきます。必要項目については新人教育チェックリストに沿って先輩薬剤師の指導のもと学べる体制を整えております。
9月~ 8月中から徐々に病棟薬剤指導業務に従事するための持参薬鑑別方法を学ぶなど、準備を少しずつ行い、9月頃より病棟に配属されます。初めのうちは先輩薬剤師と常に一緒に行動し、病棟業務を学べるようにサポートを受けられます。
12月末~ 夜勤や土日祝日の日勤が開始になります。また、チェックリストを用いて不安の無いように、薬剤科の業務の流れを理解できているか確認しながら成長を見守ります。2年目以降のステップアップに繋がる支援を行います。

2年目、3年目以降

委員会やチームに参加し専門性の高い薬剤師への成長が期待されます。職員の専門知識や技術向上を支援するため、資格取得希望者には費用の一部を病院が支援する体制もあります。資格取得後は、専門性を活かして業務に取り組むことが可能となります。

中途入職の研修について

新人薬剤師同様、チェックリストに沿って当院の薬剤業務ができるようにサポート体制を整えております。
また職能に応じた業務への従事に関しても、相談に応じます。

先輩の声

1年目(新人)薬剤師より

私は、患者さんの治療を薬を通してサポートしていくのにはまず臨床を知らないといけないと思い病院を選びました。その中でも中小規模である荻窪病院に就職を決めたのは幅広い知識を持つジェネラリストになりたいと思ったからです。大きな病院とは違い早期に病棟に配属してもらえ、1年目で一通りの業務を身につけることができるのは中小病院の魅力の一つだと思います。
国家試験に受かったばかりで仕事ができるのかすごく不安でしたが、薬剤科の皆さんが嫌な顔せず丁寧に教えて下さるので毎日業務に励むことができています。
また、教育担当の先輩もいるので、困ったことがあれば気兼ねなく聞けることが私にとって嬉しかったです。臨床を知りたい!薬剤師として成長したい!と思う方にはとてもいい環境だと思います。

5年目薬剤師より
私が入職したのは新型コロナウイルス感染症流行の1年目、目まぐるしい毎日を送る中で気がつけば5年目となっていました。
私は現在、主に病棟薬剤師として職能を発揮する一方で、ICT・ASTの一員としての活動を行うなど日々の業務に励んでいます。これらの業務では他職種から薬剤にまつわる多くの質問を受けており、院内における薬剤科への信頼を感じています。親身になって協力してくれる薬剤師の先輩方がたくさんおり、職場の雰囲気も良いです。当院に興味を持っている学生の方、すでに薬剤師として経験がある方、ぜひ一緒にお仕事しましょう。

主要卒業大学(50音順)
北里大学、近畿大学、城西大学、城西国際大学、昭和大学、昭和薬科大学、東京薬科大学、東邦大学、千葉科学大学、日本大学、日本薬科大学、星薬科大学、武庫川女子大学、明治薬科大学

採用に関してよくいただく質問

勤務時間・休日・休暇は?
勤務時間:日勤 8:30-17:00(休憩1時間)/ 夜勤 16:30-翌9:00 ※日曜・祝日含め夜勤あり
年間休日:120日(年末年始含む)
年次有給休暇:初年度10日 慶弔休暇、産前・産後休暇、育児・介護休業制度あり
夜勤の頻度はどのくらいですか?
夜勤は月に2~3回程度、日曜・祝日の日勤は2ヵ月に1回程度です。
産前・産後休暇や育児休暇はとれますか?
とれます。2024年現在、産休・育休中のスタッフは1名おります。また、児が小学校入学までは時短勤務が可能で、夜勤も免除になっております。
採用試験はいつ頃行われますか?
例年、試験は7月頃を予定しています。
採用試験はどのようなものですか?
第1次:書類選考、WEB適性検査 第2次:面接 です。

病院薬剤業務に興味をお持ちの学生さんへ
インターンシップの受け入れを開始しました

荻窪病院では薬学生のインターンシップを導入しています。在学中に病院の雰囲気を知ることができ、業務イメージを具体的につかめるため、大学での勉強が身につきやすく、将来のキャリアに結びつく可能性があります。ご希望の方は、下記の総務課までご連絡ください。

見学・インターンシップ・採用についてのお問合せ

荻窪病院 総務課
電話:03-3399-1101
メール:saiyou@ogikubo-hospital.or.jp

教育・支援体制
資格取得支援を積極的に行っています

学生教育(薬学部 実務実習生の受け入れ)

当院では実務実習指導薬剤師が在籍しており、薬学部からの実務実習生を受け入れております。指導薬剤師のもと、学生が臨床の現場で学べるカリキュラムを組み、薬学教育にも貢献しています。

薬剤科職員への教育

新薬採用時など、薬剤科内で勉強会を開催し、職員の知識・技術の向上に努めています。
また、病院全体として全職員向けに社会人としての基本的知識・技術の教育研修も定期的に実施されています。

資格取得支援

希望する学会に所属し、継続した専門分野の知識の研鑽と認定・専門薬剤師の取得を推奨しています。また、学会等で発表する際には参加費や旅費の支援もあり、積極的に院外に発表する体制が整えられています。

認定資格者

薬学教育協議会 認定実務実習指導薬剤師 3名
日本薬剤師研修センター 研修認定薬剤師 4名
日本薬剤師研修センター 漢方薬・生薬認定薬剤師 1名
日本病院薬剤師会 日病薬病院薬学認定薬剤師 4名
日本病院薬剤師会 HIV感染症薬物療法認定薬剤師 1名
日本病院薬剤師会 感染制御認定薬剤師 1名
日本臨床腫瘍薬学会 外来がん治療認定薬剤師 2名
日本化学療法学会 抗菌化学療法認定薬剤師 5名
日本栄養治療学会 栄養サポートチーム専門療法士 3名
日本循環器学会 心不全療養指導士 1名
日本臨床薬理学会 CRC 1名

2024年10月現在

学会発表・論文

2024年度

  • 日本病院薬剤師会関東ブロック 第54回学術大会
    「大腸がんCAPOX療法をテーマとした薬薬連携ワークショップの効果と課題」
  • 第26回日本骨粗鬆症学会
    「腎機能評価方法の違いが、大腿骨近位部骨折術後の二次骨折予防薬剤選択に与える影響」
  • 第34回日本医療薬学会年会
    「外来処方における経口第3世代セファロスポリン系薬の適正使用支援- 処方理由による介入がもたらす効果 -」

2023年度

  • 医療薬学フォーラム2023(第31回クリニカルファーマシーシンポジウム)
    「院外処方箋付加記載項目の調査検討」
  • 日本病院薬剤師会関東ブロック第53回学術大会
    「内服薬の適正在庫管理に向けての調査」
  • 第56回日本薬剤師会学術大会
    「薬薬連携の取り組みに関するワークショップ開催とそのアンケート調査」
  • 日本臨床腫瘍薬学会学術大会JASPO 2024
    「免疫チェックポイント阻害薬による免疫関連有害事象の発現状況と検査実施状況の調査」
  • 日本薬学会第144年会
    「保険薬局薬剤師を対象とした注射無菌調製実技研修に関する検討」

2022年度

  • 日本病院薬剤師会 関東ブロック第52回学術大会
    「整形外科における周術期のSGLT2阻害薬の休薬がケトアシドーシスの発症に与える影響」

2021年度

  • 第36回日本臨床栄養代謝学会学術集会
    「インドメタシン皮下投与により誘発される胃粘膜障害に対する経腸栄養剤の有用性」
  • 第35回日本エイズ学会学術集会・総会
    「当院における新規抗HIV薬ドラビリンへの切り替え症例」
  • Journal of Drug Interaction Research.45,139-144,2021.
    「Evaluation of the Palatability of Isosorbide by Human Gustatory Sensation and Electric Taste Sensor.」

2020年度

  • 日本病院薬剤師会 関東ブロック第50回学術大会
    「当院整形外科病棟における高齢者のふらつき・転倒を生じる薬剤の服薬状況の調査」
  • 日本病院薬剤師会 関東ブロック第50回学術大会
    「当院におけるヒドロモルフォンの使用状況」
  • 日本病院薬剤師会 関東ブロック第50回学術大会
    「当院糖尿病内科における低血糖の出現状況の調査と薬剤師の関わりについて」
  • 第30回日本医療薬学会
    「オープン型ステントグラフト内挿術後に生じた術後せん妄におけるリスク因子の検討」
  • 第30回日本医療薬学会
    「持参薬調査からわかった高齢者の薬剤有害事象リスク」

2019年度

  • 日本薬学会第140年会
    「インドメタシン皮下投与により誘発される胃潰瘍に対する経腸栄養剤の有効性」
  • 第35回日本臨床栄養代謝学会学術集会
    「インドメタシン誘発性胃潰瘍に対する経腸栄養剤の有効性の検討」
  • 第29回日本医療薬学会年会
    「 経腸栄養剤によるインドメタシン誘発性胃潰瘍に対する抑制効果の検討」
  • 日本薬剤学会第34年会
    「インドメタシン誘発性胃潰瘍における経腸栄養剤の有効性についての検討」
  • Nutrients 2019, 11, 3058; doi:10.3390/nu11123058
    「Study of the Inhibitory Effects of Enteral Nutrition Formula on Indomethacin-Induced Gastric Lesions in Mice」

2018年度

  • 日本医療薬学会第2回フレッシャーズ・カンファランス
    「NSAIDs潰瘍に対するアルギン酸ナトリウム含有粘度可変型流動食の有効性」
  • 第62回日本薬学会関東支部大会
    「インドメタシン誘発性胃潰瘍に対するアルギン酸ナトリウム含有粘度可変型流動食の有効性」
  • 第28回日本医療薬学会年会
    「外来における経口抗菌薬の処方調査と今後の課題」

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