脊椎センターからのお知らせ
2023年02月20日 「整形外科 小粥博樹部長 就任のご挨拶」(地域連携ニュース2月号) NEW
2023年01月06日 脊椎専門医の小粥博樹医師[整形外科部長]が着任しました(プロフィールのご紹介) NEW
2022年12月06日 第12回 荻窪整形外科カンファレンスを2023年1月20日(金)にハイブリッド開催で行います
診療体制
脊椎センターでは、脊椎の専門医が週6枠の外来を行っており脊椎の外傷、ヘルニア、脊柱管狭窄症などの慢性疾患、腫瘍などに対応しています。
腰痛、坐骨神経痛、骨粗鬆症性脊椎骨折、頸椎椎間板ヘルニアなどに対しては早期の社会復帰を実現するための最新の低侵襲手術を行っております。
また、内視鏡下腰椎椎間板ヘルニア切除術に加えて腰部脊柱管狭窄症に対しても内視鏡下椎弓切除術を積極的に行っています。
腰椎内視鏡手術は創が小さい、術後の痛みが少ない、手術の翌日から歩行可能など利点の大きな手術です。身体への負担も従来の方法に比べると大幅に減少しています。手術のための入院期間は1週間程度です。詳細につきましては担当医にお聞きください。
当センターへ患者さんをご紹介頂く際のお願い
脊椎の専門医の診療は予約制になっています。正しく患者さんの予約がお取りできるよう、紹介状の宛名は「脊椎センター」または「小粥おかい」宛てでいただけますようお願いいたします。
なお外来は予約制ですが、緊急性の高い患者さんの当日受診も一般整形の医師で承ります。地域連携室までご連絡をお願いいたします。
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ご予約・緊急受診
地域連携室 直通番号
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03-3399-0257
(平日8:30~18:30 ※土曜は12:00まで)
医師紹介
<医師をクリックすると詳しい内容をご覧になれます>
小粥 博樹
Okai Hiroki
副院長
整形外科部長主な専門脊椎外科領域
医師紹介
整形外科
副院長
整形外科部長小粥 博樹
Okai Hiroki
- 入職
- 2022年
- 主な専門分野
- 脊椎外科領域
- 日本整形外科学会整形外科専門医
- 日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医
- がんロコモドクター
- 日本整形外科学会
1991年 慶應義塾大学医学部 卒業 1991年 慶應義塾大学病院整形外科 1992年 佐野厚生総合病院整形外科 1993年 平塚市民病院整形外科 1994年 済生会宇都宮病院整形外科 1995年 東京医科歯科大学附属市川総合病院整形外科 1996年 慶應義塾大学病院整形外科 1997年 稲城市立病院整形外科 1999年 埼玉社会保険病院整形外科 2001年 総合太田病院整形外科 2004年 立川病院整形外科 医長 2015年 大久保病院整形外科 部長
メッセージMessage
首や腰の痛み、あるいは神経痛がいつまでも治らない!あるいは痛みがどんどん強くなって我慢できない!といった場合、脊椎外科的にすでに手術が必要な状態だったり、逆に整形外科以外の病気が原因だったりもします。症状が辛くてお困りの時は、かかりつけの先生に相談して当脊椎センター受診を検討してみてください。確かな診断と低侵襲手術に重点を置いた治療を行っています。
西條 裕介
Saijyo Yusuke
医員
主な専門整形外科一般、脊椎外科
医師紹介
整形外科/脊椎センター
医員西條 裕介
Saijyo Yusuke
- 入職
- 2024年
- 主な専門分野
- 整形外科一般、脊椎外科
- 医学博士
- 日本専門医機構 整形外科専門医
- 日本整形外科学会 脊椎脊髄病医
上記以外の所属学会
- 日本脊椎脊髄病学会
- 日本脊髄障害学会
- 日本再生医療学会
2015年 杏林大学医学部 卒業 2015年 亀田総合病院 初期臨床研修医 2017年 慶應義塾大学病院 整形外科 2018年 川崎市立川崎病院 整形外科 2019年 東京都済生会中央病院 整形外科 2020年 慶應義塾大学医学研究科 博士課程 2024年 慶應義塾大学病院 整形外科
メッセージMessage
整形外科の中で脊椎・脊髄を専門にしております。
患者様の症状やご要望に寄り添いながら、最適な治療を提供し、安心して治療に臨める環境作りに努めています。
幅広い脊椎疾患に対応し、地域医療に貢献していきます。何卒よろしくお願いいたします。
注力疾患
得意分野について
腰椎椎間板ヘルニアにMED (microendoscopic discectomy)を、腰部脊柱管狭窄症にMEL(microendoscopic laminectomy)を導入しています。
症例紹介:79歳男性、腰部脊柱管狭窄症
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術前MRI
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術後MRI
2021年度治療実績
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頸椎 16 椎弓形成術 9 脊椎固定術1.前方椎体固定 5 脊椎固定術2.後方又は後側方固定 2 胸椎 14 椎弓切除術 3 脊椎固定術2.後方又は後側方固定 2 経皮的椎体形成術 8 黄色靱帯骨化症手術 1 -
腰椎 206 椎弓切除術 18 脊椎固定術2.後方又は後側方固定 55 椎間板摘出術2.後方摘出術 12 内視鏡下手術(椎間板後方摘出術、椎弓切除術) 76 経皮的椎体形成術 13 椎間板内酵素注入療法 32 総計 236
学会発表・講演
タイトル | 筆頭演者 | 発表学会名 |
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2022年度 | ||
腰椎後方椎体間固定術に対する術中脊髄神経後枝内側枝ブロックの術後鎮痛効果 | 谷本 祐之 | 第51回日本脊椎脊髄病学会 |
椎間板ヘルニアに対するdual energy CTの有用性の検討 | 谷本 祐之 | 第29回日本脊椎脊髄神経手術手技学会 |
2021年度 | ||
腰椎椎間板ヘルニアに対するコンドリアーゼ椎間板内酵素注入療法の治療成績-成績不良例の考察- | 谷本 祐之 | 第28回日本脊椎・脊髄神経手術手技学会 |
当院における椎間板内酵素注入療法の使用成績と経皮的椎弓根スクリューをイメージ下に挿入するコツ | 河野 亨 | 第4回 Tokyo Spine Seminar |
腰部脊柱管狭窄症術後に遺残する下肢しびれの危険因子-術後2年での遺残例vs消失例の検討- | 谷本 祐之 | 第29回日本腰痛学会 |
腰椎椎間板ヘルニアに対する低侵襲治療 ー椎間板内酵素注入療法、内視鏡下椎間板摘出術についてー | 河野 亨 | 杉並区整形外科医会(日整会教育研修講演) |
2019年度 | ||
硬膜外血種を伴った第3腰椎圧迫骨折に対し、経皮的養椎体形成および経皮的椎弓根スクリュー固定を行った1症例 | 河野 亨 | 第25回救急整形外傷シンポジウム |
思春期特発性側彎症の成人期遺残例に対する矯正固定術後のインプラント関連合併症発生についての検討 | 大門 憲史 | 第53回日本側彎症学会 |
当院における骨粗鬆症性椎体骨折に対する椎体形成術 | 大門 憲史 | 第45回日本骨折治療学会 |
思春期特発性側彎症の成人期遺残例に対する矯正固定術のSRS-22で評価した臨床成績とX線パラメータとの関連について | 大門 憲史 | 第48回日本脊椎脊髄病学会 |
THE ACCURACY OF PERCUTANEOUS PEDICLE SCREW PLACEMENT UNDER FLUOROSCOPIC GUIDANCE IN THE EARLY PERIOD OF INTRODUCTION IN A SINGLE SPINE CENTER | Toru Kono | The 41st Annual Meeting of the Royal College of Orthopaedic Surgeons of Thailand(RCOST) |
2018年度 | ||
思春期特発性側彎症の成人期遺残例における術後臨床成績とX線パラメータとの関連について | 大門 憲史 | 第52回日本側彎症学会 |